企画展 土岐市の文化財展『祭りと信仰』

2020年12月4日(金)~2021年2月23日(火)
開催日 2020年12月4日(金)~2021年2月23日(火)
時 間 午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
会 場 土岐市美濃陶磁歴史館 第1展示室
※第2展示室では「美濃焼って何だろう?1400年の歩み」を開催
入場料 一般200円(150円)、大学生100円(70円)、高校生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金
障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名 一般100円、大学生50円
休館日 月曜日、祝日の翌日、年末年始(12/26-1/6)

美濃陶磁歴史館では、平成30年度から土岐市にある指定文化財を活用した展覧会を開催してきました。3年目となる今年度は「祭りと信仰」をテーマに展示を行います。

かつて、庶民の暮らしと信仰は一体のものでした。土岐市内に残る江戸時代の庄屋日記を読み解くと、様々な信仰が年中行事に組み込まれると同時に、突然降りかかる病気や災害を払うために神仏へ祈る様子も記されています。また、毎年の秋祭りは一大行事で、花馬や神楽の奉納に加え、芝居や芸能も行われ、人々にとって最大の娯楽でした。そして、信仰の対象であり文化の中心的施設として、地域の神社は大切に維持されてきました。本展では、庶民の暮らしとともにあった信仰の形を、神社に残る棟札や祭礼用具、様々な奉納品などからご紹介します。

当地域の特色として、かつて秋祭りで行われていた花馬奉納があります。花馬は、陶磁器などの輸送に馬が使われた昭和30年頃までは市内各所で奉納が行われ、今でも神馬を飾った馬具が多く残されています。また、美濃焼産地としては陶製の奉納品が特徴的で、ユニークな陶製狛犬や神猿があります。物資輸送や人々の往来が盛んだった旧街道筋には、往時の繁栄を偲ばせる神社やお堂があり、住民が資金を出し合い、社殿の建て替えや仏像奉納が行われていました。

こうした地域の祭りや信仰の形からは、風土に根ざし、時代とともに変化する人々の暮らしが見えてきます。本展では、これまであまりご紹介することのなかった土岐市の人々の暮らしに目を向けつつ、懐かしい祭りの様子などもお楽しみいただきたいと考えています。

 

 

   
   

   

 

 

写真左上から、突帯文壺(大性院蔵)土岐市指定文化財、八王子神社の鰐口(細野区蔵)土岐市指定文化財、陶製狛犬(白山神社蔵)土岐市指定文化財、陶製神猿(久尻神社蔵)、十王尊のうち閻魔王(御幸町蔵)土岐市指定文化財、十王尊のうち奪衣婆(御幸町蔵)土岐市指定文化財、獅子頭(肥田・八剣神社蔵)土岐市指定文化財、本郷の馬具 鞍(本郷町蔵)土岐市指定文化財、本郷の馬具 飾り道具(本郷町蔵)、八幡神社神事礼式記(妻木八幡神社蔵)、妻木八幡神社の流鏑馬 土岐市指定文化財、柿野・白鳥神社例大祭 昭和10年頃か(白鳥神社蔵)

 

 

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