特別展『美濃陶祖伝-信長の朱印状と桃山陶-』

2016年10月8日(土)~2016年12月11日(日)
特別展『美濃陶祖伝-信長の朱印状と桃山陶-』
開催日 2016年10月8日(土)~2016年12月11日(日)
時 間 特別展『美濃陶祖伝-信長の朱印状と桃山陶-』
会 場 土岐市美濃陶磁歴史館
入場料 一般:200円 (150円)
大学生:100円 (70円)
高校生以下:無料 
( )内は20名以上の団体料

※11月3日は入館無料
休館日 月曜日、祝日の翌日(10/10・11/4は開館)

イベント詳細

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担当学芸員による展示解説

日 時①10月23日(日)午後2時~
②11月3日(木・祝)午前11時~/午後2時~
③11月19日(土)午後2時~
参加料 無料 ※10/23・11/19は要入館料

イベント詳細

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美濃窯では、旧村や旧郷の単位で陶祖とされる人物がおり、近代には各地に陶祖碑が建立され、現在でも毎年、陶祖を祀る陶祖祭が行われています。各地の陶祖は、安土桃山時代から江戸時代初頭にその土地に移り住み窯を開いた人物であり、中でも、信長の朱印状を持参して瀬戸(現愛知県瀬戸市)から久尻(現岐阜県土岐市)へと移り住んだとされる加藤景光とその長男で元屋敷窯(国史跡)を開いた加藤景延が美濃窯全体の陶祖とされています。元屋敷窯は織部を焼いた窯として知られますが、その一方で、景延は正親町上皇へ「白薬手之茶碗」を献上し筑後守の官位を授かったとも伝えられます。

美濃各地の陶祖は、その出自をたどると瀬戸から信長の朱印状を持って久尻と大平(現岐阜県可児市)に移り住んだ陶工へとつながり、その陶工たちの手により、黄瀬戸や志野といった美濃桃山陶の生産が始められました。信長の朱印状は、そこから200年を経た後にも、窯焼きの正統性を主張する手段として使われていくことから、製陶関係者にとって大きな意味を持っていたことがうかがえます。

本展では、瀬戸から美濃へと移動し、さらに美濃各地へと散っていった陶祖の軌跡を窯跡の出土品や古文書から探り、さらに、江戸時代後期、幕末、明治時代初期とそれぞれ朱印状や由緒書、陶祖の系図等に意味を見いだしていった時代背景に迫ります。

関連イベント


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瀬戸美濃大窯の分布と群構造~歴史的背景を探る~

講 師藤澤良祐氏 (愛知学院大学文学部教授) 
日 程平成28年10月30日(日)
時 間午後1時30分~3時
会 場土岐市文化プラザ 視聴覚室(土岐市役所隣)
(土岐市土岐津町土岐口2121-1)
参加料無料 ※事前申し込み不要

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初心者のための古文書講座「陶祖由緒記を読む」

講 師岩井美和氏
(多治見市文化財保護センター学芸員)
日 程平成28年11月26日(土)
時 間午後1時30分~3時
会 場織部の里公園内 創陶園(歴史館より徒歩5分)
(土岐市泉町久尻1246-1)
参加料 100円
定 員 20名 ※先着順(10/8受付開始)
申込み電話受付(0572‐55‐1245)